中性脂肪が気になるあなた

中性脂肪についての情報をまとめます。

中性脂肪が1000mg/dL以上!?

中性脂肪の正常値は30-149mg/dLです。

 

中性脂肪が1000mg/dL以上のかたがときどきいます。

  1. 中性脂肪が上昇する原因
  2. 1000mg/dL以上だとどのような合併症を引き起こすのか?
  3. 1000mg/dL以上の場合の対処法

について紹介します。

 

中性脂肪が上昇する原因

中性脂肪がなぜ上昇してしますのか?

1つは炭水化物の摂り過ぎによるものです。炭水化物は体内に吸収されると、インスリンの作用により筋肉で使用され、余ったものは筋肉と肝臓に貯蓄されます。しかし、筋肉と肝臓に貯蓄できないほどの炭水化物が吸収されると、炭水化物は中性脂肪に変化し脂肪組織に貯蓄されていきます。

また、アルコールの摂取により中性脂肪の増加が引き起こされます。適度な飲酒量であれば問題ありません。しかし、多量に飲酒をすると、肝臓でアルコールが分解されることに伴って、中性脂肪の合成が促進します。これにより、必要以上に中性脂肪が増加してしまうのです。

東北大学の研究チームの報告では、肝臓でアミノ酸が増加すると、脳が栄養過多であると判断し、中性脂肪の分解を抑制、血中の中性脂肪が増加するとのことです。

「太っていくにつれて中性脂肪が上がる」メカニズムを解明

 

1000mg/dL以上だとどのような合併症を引き起こすのか?

中性脂肪が高値の場合、一般的に、動脈硬化が進行し、心筋梗塞脳梗塞のリスクが上昇します。

上記が主な中性脂肪が上昇した場合の合併症です。しかし、1000mg/dL以上となると、これとは別の怖い病気になる可能性があります。

それは急性膵炎です。急性膵炎とは、急激な膵臓の炎症のことです。原因として多いものは、アルコールです。しかし、中性脂肪が1000mg/dL以上になると、急性膵炎になるリスクが跳ね上がります。

膵臓では腸管での食物の消化を促す酵素が合成・貯蓄されています。急性膵炎になると、この消化酵素が体内にばらまかれ、膵臓の自己消化やその他臓器の障害が引き起こされます。障害を受けた膵臓やその他臓器がさらに炎症や感染を起こすと、多臓器不全・血圧低下などにより、最悪の場合は死に至ることもあります。

中性脂肪が1000mg/dL以上の場合は極めて注意が必要です。

 

1000mg/dL以上の場合の対処法

中性脂肪が1000mg/dL以上の場合はどうしたらいいのか?

まずは病院に行きましょう。病院で適切な診断を受けて、適切な治療を受けることが最優先です。

自分で生活習慣をかえることで、中性脂肪をさらに上昇させないことも重要です。

以下に中性脂肪を下げる方法について紹介します。

  • 食べる順番を気にする
  • 糖質を減らす
  • 中性脂肪を下げるドリンクを飲む
  • 魚を食べる

これらにより中性脂肪を下げることができます。

  • 食べる順番を気にする

大事なことは、炭水化物を最後に食べるということです。

炭水化物を早い段階で食べると、腸内に炭水化物が急に貯まり吸収され、体内の血糖値が急激に上昇します。そうすると、インスリンの作用により、中性脂肪が体内で大量に合成され貯蓄されます。

  • 糖質を減らす

「糖質をまったく摂らない」はダメです。

「糖質を減らす」が正解です。

糖質をまったく摂らないと逆に中性脂肪が体に増えてしまいますので、糖質は減らすようにしてください。

しかし、食事制限は難しいものです。

ここからは、簡単に中性脂肪を下げることが出来る飲み物やサプリを紹介します。

これは中性脂肪を下げる緑茶です。食事のときに、飲むお茶をこれに変えることで、簡単に中性脂肪を下げることが出来ます。トクホですので、安心して飲むことが出来ます。

次は中性脂肪を下げる黒烏龍茶です。黒烏龍茶は糖質・脂質の吸収を抑えることでCMでも有名です。

次は中性脂肪を下げるコーラです。炭酸飲料でも中性脂肪を下げることが出来ます。普段よく飲むコーラをこれに変えることで簡単に中性脂肪を下げることが出来ます。

  • 魚を食べる

中性脂肪を下げる成分として、EPADHAはとても有名です。

魚には、これらEPADHAが多く含まれています。魚を食べるだけで中性脂肪を下げることが出来ます。

毎日魚を食べるのは飽きてしまうと思います。そこで、EPADHAのサプリを紹介します。これを飲むことで簡単に中性脂肪を下げることが出来ます。

これには中性脂肪を下げるのに十分なEPADHAが含有されています。これを飲むだけで中性脂肪を下げることが出来ます。

 

中性脂肪が1000mg/dLの場合は、すぐに病院に行くこと、生活習慣を変えること、が重要です。